秋の戸倉山を歩く 紅葉をさがしながら

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空が高く圧倒的に青い。しかもあの夏の意志的な迫ってくるような厚い雲がない。山を歩くには青い空を見上げながら、いい天気だ、いい気分だ、そんな風に足取りも軽く前に進むことができていい。
ただちょっと、風景的にどうなんだ、と思うことがある。秋しか作れないハケで吐き散らした薄い雲も見たいのかもしれない。それも遠くに浮かぶ暗い雲でなく、綿あめをちぎって真上に浮かべた軽いものがいいと思った。
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まあ、空が青くほどよい気温で爽やかな風もたち、どこかでキツツキが音を立てているし、綺麗なお嬢さんにもすれ違うし、申し分のない日だ。
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エンヤーコラヤとブナの森を歩く。
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6月にマイマイガの食害だろう葉のつき方が少ない。全体的に葉の枚数がない。数えられるものでもないが、2,3枚あってもよさそうなところが1枚しか葉がないのだ。樹木としては生長に陰り。葉の影が薄い。マイマイガのせいだ。枝からの葉柄も心なし弱い。木枯らしでも吹けばひとたまりもない。
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紅葉。マイマイガのせいでカエデの赤が無い。赤く色づく前に褐色に枯れていた。食害された後に伸びた葉に生命力がなかったに違いない。だからマイマイガに負けた。これも自然の生態で循環なのだ。
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ムシカリの幼木が冬芽をだして次の春を待っている。

秋の雨飾山を眺めよう。緩やかな太陽光を浴びて心身を殺菌してみるか。ほとんど時間の感覚を失うくらい呼吸と視線を調節しながら脳もフリーズさせた。
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青い空は、青の壁紙を張ったようで、どこにどんな疾患があるのか、しこりでもあるのか探せない。
胸に痛い部分が、いまある。11月末に人間ドックを予約してある。青い空のように一点の曇りがないことを祈る。
祈るのではなく、いや信じる。風はよどみなく心地よく移動してきた。
2日後、雨飾山の初冠雪になった。季節は流れていくが、日々は折り重なって積み重なるだろう。


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