天気もいいし 膝をあげて山を歩こう

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晴耕雨読。朝から雨なら家に引きこもってはいるが、晴れなら畑か海か山かどっかへでかけるのがいい。天気のいい今日は、終わりかけているわずかな紅葉を探しにのんびり山に行こう。なにしろ秋自体終わりそうで、近頃初冬ともいえるかもしれない、寒い日があった。
山々を照らす太陽と空。浮かぶ雲と風が調和しハモっているような天気のいい日だ。いけない薬でハイになったみたいな陽気な気分で、いやそれとも痴呆症と認知症の合併症を患った幻覚症状みたいな気分で過去のフラッシュバックをすべて捨てて膝を高く上げて山を歩きたい。

引きこもりは脳にまで悪影響を及ぼす・・・。・・・手を振って歩く。非日常とかかわる。すると・・・何か発見するだろう。
赤い実はツルニンジン・・・? いいものを発見。朝鮮人参の仲間だったら高級薬草で、その栄養素を摂取したらハイになれるような気がした。でも待て。かじるのはやめよう。毒素が含まれてでもしたら食中毒で一貫の終わり。脳まで痺れてハイそれまでよ!神話の話でもあるまい黄泉の国へ真っ逆さま。・・・「いい、しまいでしたね 本望でしょ」 そんなことはない「人間ドック」を予約してあるし、脳も肺も甲状腺もオプションしているのだ。
灰色のバーチャルな妄想世界からリアルな彩りを見せてくれる山を歩こう!
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また発見。オオイワカガミが咲いていた。「いったい どうしたの」とカガミ殿に訊きたくなる。
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葉がやられていた。赤い色素が葉に滲み浮き出てた。常緑葉のいたいけな病気?葉上のゴミを払いのけ優しく撫でてやった。
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ブナの幹にツルを絡ませているツルアジサイのようだ。新芽はこれからの冬を耐えられるだろうか。
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冬の乾燥した寒風を避けるため雪の中でじっとして生きる戦略をとるのだろう。
雪の降る日はコタツの中に引きこもっている俺と同じか・・・。違う。それは戦略ではなく、ただのズボラで無意志な怠惰なだけだ。
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ブナの森は冬枯れた景色を見せ始めていた。カリカリとした固いブナの葉も黄葉したマンサクの葉もちょっと指で葉柄を触っただけでもろく地面に溶けていく。晩秋の匂いを漂わせながら。
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山頂で思いっきり肺に新鮮な空気を吸い込み、いままで歩いてきた苦い過去を二酸化炭素をに変えて吸った以上に吐き出してやった。
白銀に化粧した山々とその麓を彩るヤマモミジの赤色とが、視界のなかで見事にフラッシュバックさせる。

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